About Us

研究室概要

2000年4月1日に大学院水産科学研究科が創設され、資源計測学講座(現:海洋計測学講座)に本研究室が発足しました。本研究室では、衛星リモートセンシングをはじめとした海洋観測ツールを用いて、広域の海洋環境を主に物理学的な視点から調査するとともに、その環境が生物にもたらす影響の調査、さらに海面での基礎的な海洋物理量を導出するための研究を行っております。物理学の知識を基礎として、海洋学やリモートセンシングを学びたい方は、是非一緒に研究できればと思います。


年間スケジュール

4月 研究室ガイダンス 顔合わせや研究室の決まり事の確認
新人歓迎会 新4年生や新しく研究室に加わったメンバーの歓迎会
5月 研究計画発表 卒業研究の計画の発表
6月〜10月 フィールドワーク
学会発表 主に大学院生は学会で研究成果を発表
11月 第一回中間報告 これまでに得られた成果を報告
12月 第二回中間報告 第一回目の中間報告から修正・追加した内容の報告
初稿提出 卒業論文の初稿を提出
2月 卒論発表 大講座(コース)単位で合同の卒論発表会
卒論提出 卒業論文を提出
3月 卒業式

近年の研究テーマ

– 卒業研究 –

  • アラスカ・ベーリング海における大気・海洋・陸上水循環
  • アナディール湾とベーリング海峡における水塊構造
  • 黒潮続流から剥離した暖水塊が北海道周辺の沿岸域に与える影響
  • 噴火湾で発生し底生魚類に影響する貧酸素水塊の発生予測 -大気海洋相互作用に着目して-
  • 海洋短波レーダのドップラースペクトルを用いた海面流速の導出
  • 人工衛星による海面塩分導出のアルゴリズム開発
  • – 修士研究 –

  • ボーフォート海における海洋環境
  • 海洋短波レーダを用いた津軽暖流の季節変動と地形の影響
  • 海氷減少に伴うベーリング海峡での特異な植物プランクトンブルーム
  • カツオの遊泳経路と海洋環境
  • 自動船舶識別装置を用いた漁船動態

  • ・阿部准教授
     TEL:0138-40-9943 E-mail:abe◎salmon.fish.hokudai.ac.jp